スパイダーマンの新作「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」が2019年6月28日に公開されますね。
前作「ホームカミング」の続編で、主演はトム・ホランドです。
そこで今回は、最も原作の根幹のエピソードに近くて、スパイダーマンシリーズの中でも傑作の声が高い、サム・ライミ版について記そうと思います。
スパイダーマンシリーズとは?
アメリカの大手出版社マーベル・コミック。
その中でも代表的なキャラクターといえるのが、スパイダーマンです。
映画「スパイダーマン」は、周知の通りコミックを元にしています。
記念すべき実写化第一弾の「スパイダーマン」は、自身も大の原作コミックファンだったというサム・ライミ監督が務めました。
そして、「スパイダーマン」にはいくつかのシリーズがあります。
まず、2002年から2007年にかけて製作されたサム・ライミ監督の三部作。
トビー・マグワイア演じるピーター・パーカーが主人公です。
第一弾の「スパイダーマン」でヴィランであるグリーン・ゴブリンを演じたのが、「プラトーン」などで有名なウィレム・デフォーです。
尚、ヴィランとは悪党や悪者のことで、悪役の意もあるとのことでした。
次に、マーク・ウェブ監督の「アメイジング・スパイダーマン」シリーズがあります。
こちらは、スパイダーマン役にイギリス人俳優アンドリュー・ガーフィールドが抜擢され注目を集めました。
ただ、「アメイジングスパイダーマン」シリーズは不評のため、2作品をもって打ち切りとなったとのことです。
そしてついに、アイアンマンなどアベンジャーズのメンバーになりたい、とばかりの「スパイダーマン・ホームカミング」の登場となります。
ちなみに、アベンジャーズとは、1963年に開始されたMARVEL原作のアメコミ・ヒーローのチーム名及び、彼らが登場するコミックの名前を指します。
監督はジョン・ワッツ、スパイダーマンのピーター・パーカー役には、イギリス人のトム・ホランドが抜擢されました。
サム・ライミ版「スパイダーマン」について
サム・ライミ監督といえば、「死霊のはらわた」「シンプル・プラン」などの作品で知っていました。
「シンプル・プラン」は雪山を舞台にしていて、どこか「ファーゴ」を思わせるものがありましたね。
いずれにしても、「スパイダーマン」の監督もしていたことは後から知って、ちょっと意外な感じがしたものです。
さて、「スパイダーマン」のあらすじですが、いじめられっ子のピーター・パーカーが、遺伝子操作されたクモに噛まれ、クモと同じ能力を獲得。
その後、強盗をわざと見逃がすという過失から、大事なベン叔父さんを失くしたピーターは、スパイダーマンとして悪と戦うことを決意します。
その一方で、ピーターの親友ハリーの父、ノーマン・オズボーンは、はやる気持ちから自らに人体実験を施してグリーン・ゴブリンに変身することに。
グリーン・ゴブリンとは、前述した最初のヴィラン(悪者)になります。
まとめ
サム・ライミ監督作品、コミックのスパイダーマン、共に知ってはいましたが、サム・ライミ版の「スパイダーマン」は見たことがありませんでした。
サム・ライミ版は、正体を明かせない葛藤であったり、友人関係やバックグラウンドも一番しっかりしていて重厚感があったとのこと。
一番人間らしかった、という意見もありましたね。
近々地上波のテレビ放映があります。
カルト作品を作っていたサム・ライミ監督が、なぜ歴史的ヒットといえる「スパイダーマン」を作ることができたのか?
それも考えながら視聴したいと思います。
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